
上司や目上への手紙に書く「ご自愛ください」に使い方はあるのかな。他に言い換えられる例文があれば知りたい
コラムを紹介している樹々です。手紙を書く最後に、上司や目上の人に「ご自愛ください」と書くのは失礼かな?と思ったことがありませんか。
結びの言葉となると意外と何を書いていいか分からないので、「ご自愛ください」は便利なフレーズですよね。
では、そもそも上司や目上の人に書いてもいいのか、他に言い換えしやすい締めの挨拶があるのでしょうか。
そこで、今回のコラムではご自愛くださいの使い方と言い換えの例文を紹介します。


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ご自愛くださいは上司や目上に使える?

結論としては、上司や目上の人に「ご自愛下さい」は失礼にあたりません。むしろ丁寧であるといえます。
しかし、「(~して)ください」は相手の行為を促す言葉であるため、命令口調のような印象を与える可能性があります。
そこで、より丁寧な表現にするために「お体にご自愛ください」の言い換えとして、「ご自愛くださいませ」と「ませ」を語尾につけましょう!
このように言い換えると言い切りにならず、やわらかい印象を与えることができます。
とはいえ、いくら失礼に当たらないといっても、ご自愛くださいは受け取る側の上司や目上の人が失礼だな、と思ってしまうかもしれません。
では、ご自愛くださいにはどのような意味と使い方をすればいいのでしょうか。
ご自愛くださいの意味と正しい使い方

そもそも「ご自愛ください」とは、「ご自身のお体を大事にしてください」という気持ちを伝える意味になります。
「ご○○ください」は相手に何かをお願いする時の敬語です。
自分を慈しむ「自愛」という言葉を入れることで、「ご自身のお体を大事にしてください」とお伝えすることができます。
では、どのような使い方をするのが正しいかは、下記の例文を参考にしてください。
- 厳しい寒さが続きますが、どうぞご自愛ください。
- ご多忙の折ではございますが、くれぐれもご自愛くださいませ。
- 残暑厳しい時節柄、くれぐれもご自愛ください。
- 毎日厳しい暑さが続いております。どうぞご自愛くださいませ。
この「ご自愛ください」は結びの言葉として便利なのですが、使う時には注意が必要です。
使われる時の注意点として
- 「お体をご自愛ください」は「お体を」が二重の意味になるため不要になります。
- 「ご慈愛」は同じ読み方ですが、意味が異なるため漢字の書き間違えのないように。
上記2点に注意して書きましょう!
とはいえ、ご自愛くださいと書くのは何か後ろめたさを感じる人も。そのような場合は、言い換える例文を知っておくと役立ちます。
ご自愛くださいの言い換えの例文

上司や目上に書く「ご自愛ください」の言い換えの例文としては、以下のような言葉があります。
- ご健康を心よりお祈り申し上げます
- お体を大事になさってください
- 季節の変わり目ですので、お体に気をつけください
- 体調を崩されませんようお気をつけください
- お身体にお気をつけください
どの書き方も挨拶に添えて相手を気遣う表現になっているので、お相手との関係性やシーンにより使い分けてみるといいですね。
季節の変わり目に使う「ご自愛ください」
季節の変わり目に使う「ご自愛ください」の例文は、下記のとおりです。
- 寒い日が続きますが、どうぞご自愛ください
- 暑い日が続きますが、ご自愛ください
- 季節の変わり目なので、ご自愛ください
- 時節柄、ご自愛ください
- くれぐれもご自愛ください
寒い季節や暑い時期などは使いやすいですね。季節などの状況を加えることによって、より丁寧に相手にいたわっていることが伝わりやすくなります。
特に、最近はコ口ナが流行しているので、例文としては「コ口ナが流行っているので、お体にご自愛ください」も使えるでしょう。
もし相手の状況が分かっているのであれば、その様子をいわたるような一言を加えてみましょう。
ご自愛くださいの使い方のよくある質問
ご自愛くださいの使い方のよくある質問をまとめてみました。
ご自愛くださいはメールに書ける?
”ご自愛ください”とメールの最後に書いてもビジネス上のマナーとしては問題ありません。
ご自愛くださいに対する返事は?
”ご自愛下さい”に対する返事は、下記のような返信がおすすめです。
- 温かいお気遣いに感謝いたします。〇〇様も何卒ご自愛くださいますようお願い申し上げます。
- お気遣い、ありがとうございます。○○様も、お体には十分お気をつけてお過ごしください。
ご自愛くださいませの使い方は?
”ご自愛下さいませ”の使い方は、”ご自愛ください”と同じです。
敬語ではありませんが、上司や目上の人へに「ご自愛くださいませ」や「ご自愛のほどお願い申し上げます」などの表現に変えると、抵抗がなくなり使いやすくなります。
ご自愛くださいは年賀状に使える?
”ご自愛ください”は年賀状にも使えます。季節的に寒い日が続くので、一言「寒い日が続きますが」と添えるといいでしょう。
ご自愛くださいの使い方まとめ
今回のコラムでは「ご自愛くださいは上司や目上に使える?使い方と言い換えの例文」を紹介しました。
上司や目上の方に書くお手紙やお礼状などの結び言葉として「ご自愛下さい」は失礼にあたりません。むしろ丁寧であるといえます。
ただ、より相手に誤解を与えないためには、下記のような「ご自愛ください」の言い換えを使いましょう!
その他にも、頭に「どうか」や「くれぐれも」を付けると、思いやる気持ちを丁寧にお伝えすることができます。
